秋のアウトドアコーヒーキャンプ

今年の夏は随分短かかったから、大好きな秋が長く感じられてうれしい。だって、秋は一番コーヒーがおいしく感じられる季節だから!
そんな無類のコーヒーマニアのための、こんなイベントがあると聞いたらそりゃ行くっしょ? というわけで、オープンエアでコーヒーを生豆から焙煎体験してみようという「秋のアウトドアコーヒーキャンプ」に参加してみたらめっちゃピースフルだった!という話です。

平日の午前中、場所は家の近くの市立公園。

(私は今日は会社お休みだけど)さすがにみんな来れないよな~と思っていたら、参加者男性8割、ぞくぞくと人が集まってきてのべ15人。(多摩には比較的多様な働き方をしている人が多いのでしょうか?)

知り合いばかりの内輪の集まりでもなく、飛び入り参加の方もいて、それでも「はじめまして」や「前どこかでお会いしましたよね?」とナチュラルに会話が弾むのは、アウトドアの力?

本日の“先生”は、八王子市松が谷の『阿知波焙煎珈琲店』の店主ノリコさん。
豆や焙煎のへえ~なお話しを聴いたり、参加者それぞれの日頃のコーヒーライフを聞き合ったり。
先生「コーヒーの好みは?」
参加者A「浅煎りです。僕は人間関係に深入りしない質なんで(きりっ)」
…あのドヤ顔忘れません。

まずは先生に淹れていただいた4種を飲み比べながら、ゲストパティシエールによる一品「シベリア」をいただきました。あんこをカステラでサンドした甘×甘スイーツなんですが、コーヒーと一緒だと合うんだな~。
同じ生豆でも焙煎度合いが違うことで、こんなにテイストのバリエーションが生まれるんだな!いつもは飲まない浅煎りも実は結構好きかも?などという自分なりの発見や驚きがありました。

続いては、手網とガスコンロでお待ちかね焙煎体験。

きみどり色の生豆を一粒口にいれてみるけど、硬くて硬くてまったく砕けません。こんな状態のものが見慣れたコーヒー豆にどう変化するのかまったくイメージできないんだけど…と訝りながら、辛抱強く炒ること15分。手元がふっと軽く感じ(*水分が抜けたため)、ぱちぱちとはぜる音がしたかと思うと、一気に色が茶色へ変わります。

「今のが1ハゼ。この後2ハゼがくるからね」とドキドキして待っていてもなかなか変化は訪れず。

手網をゆらし続けて腕も疲れてきたし、もうそろそろ終わっていいかな…と思っていたところにパチ!パチ!と2ハゼ到来。これですっかり満足してしまい、やや煎りが浅い気がしつつも、火からおろし、竹ざるに移してうちわで冷まします。

ここでまた一粒口にいれてみると…さきほどとは違って、カリッとした食感、砕くと口のなかにビターなチョコレートのような風味が広がりました。

焙煎後、数日置いて熟成する手法もあるそうですが、できたてを早速いただいてみたくて、手挽きコーヒーミルで粉にします。カリタのウェーブドリッパーにいれ、お湯を注ぐとふんわりきれいに膨らんでくれ、思わずうっとり。ここがハンドドリップをしていて一番ぐっとくる瞬間ですよね~(コーヒーマニア)。
みんなで少しづつ試飲。先生からは「クリーミーですね」とお誉めの言葉をいただいて、さらにご満悦。

こうして、それぞれ順番に焙煎を体験しては試飲…を繰り返していると、個性というか性格が垣間見えて興味深い。こうしてさらに一歩参加者の距離が縮まるのでした。


お隣りでは、シニアの会のみなさんによるBBQパーティが。

「いい香りだね」「俺もコーヒー飲みたいな」「どうぞどうぞ」「じゃあこれやるよ」と鮎の塩焼きやお肉と即席物々交換会になり、ゆるゆるとした関係網ができていきます。

犬の散歩で通りかかったご近所さんもなになに?ってな具合に覘きこむ。向こう側の遊具コーナーでは、小さな子供たちの弾む声。PEACE。
大掛かりな準備も告知もしていないのだけど、LIFE Campingが掲げる「楽しもう、分け合おう、自分でやろう」のクレドが自然に実践されているような場でした。
「公園」で過ごす、平日の朝のひと時。次はあなたもご一緒に。