「他の人がやらないからやる」 共奏キッチン@多摩

みんなでごはんをつくって語り合う、誰でも参加できるイベント「共奏キッチン」が今年の6月から多摩地区でもはじまった。

会場は、発起人である渡辺さんお住まいのブリリア多摩ニュータウンのマンション共有設備であるパーティルーム。開催5回目となる本日のメニューは、前々回開催の失敗からのリベンジ(!?)メニューである餃子。渡辺さんの義母さまの中国語でのご指導に、みな雰囲気と筆談でついていきながら、本場のレシピをマスターしていく。

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16時からの開場後、一人また一人と参加者が増えていく。「こんにちは~」と声はかけるものの、名前さえ聞かない、どこから来た何者かも訊ねない。捏ねたり皮をのばしたり目の前のできる作業をそれぞれが担いながらあっという間に食べる時間がやってきた。いよいよここではじめて自己紹介タイム。

「初め見ず知らずの人とごはんを作って食べるなんていったいどんな場なんだろうと恐る恐る来たんだけど…やってみたらいたって普通のことなんですね」
とは初参加の方の感想。過度に「楽しかった」という感想が出ないのがおもしろかった。

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そもそも渡辺さんはどんな動機でこの取り組みを続けているんだろう。問いをぶつけてみると意外な答えがかえってきた。

「他の人がやらないから(笑)」

コミュニティがあれば人間関係がうまくいくという経験と実感をもとにはじめた取り組みだけど、けしてそれを他人に強制はしない。意図的に場を仕切ったり、リーダーシップをとったりしない渡辺さん流の「肩の力の抜けた」場づくりが居心地いい。

「いろんな人が交代でだったり、多摩エリアのいろんな場所でやってくれたらいいと思ってる」

人間関係は消費する側ではなく、作る側にいくほうがおもしろい。よろしければ、まずはあなたも一度ご参加いかがですか。